この記事では、海外FXを副業としておすすめである理由について解説しています。海外FXは、副業にあたるのか・会社にバレるかなどの疑問解決、海外FXを副業とするメリット・デメリット、海外FXで稼ぐコツ、海外FXの確定申告などについて、わかりやすくまとめています。
海外FXは副業にあたる?
海外FXは、「副業」にあたるのでしょうか?
結論、海外FXは「副業」にあたりません!
一般的に、副業とは「勤務している会社以外の場所で”労働”を行って金銭を得る行為や企業を営む行為」と考えられています。
海外FXは基本的に「労働」には該当せず、「投資」つまりは「資産運用」として扱われます。
世間的には”投資=副業”と認知されていますが、厳密に考えると、海外FXは労働行為ではないので副業としてはみなされません。
副業禁止規定がある会社でも、海外FXは「副業」として扱われることはまずないでしょう。
海外FXの税金制度
海外FXで副業するにあたって、海外FXの税金制度はどういったものになっているのでしょうか?
まず、海外FXで得た利益には、「所得税」と「住民税」の二つの税金が課せられます。
具体的な税金制度については以下の表でわかりやすくまとめました。
海外FX | |
所得区分 | 雑所得 |
税区分 | 総合課税 |
税率 | 累進課税 |
損益通算(損益相殺) | 「雑所得、総合課税方式」に分類される項目 |
損失繰越 | 不可 |
確定申告をする所得水準 | 給与所得者:20万円超
非給与所得者:38万円超 |
注目点は、海外FXの税区分が「総合課税」になっていることと言えます。ちなみに、アフィリエイトやネットショップでの収入なども総合課税となっています。
総合課税とは、「給与所得、雑所得、一時所得、不動産所得など、総合課税が適用される全ての所得の合計金額から納税額が計算される仕組み」のことです。
国内FXの税区分は、実は海外FXと異なり「申告分離課税」となっています。
申告分離課税は、「他の所得金額と合計せず、分離して税額が計算される仕組み」です。
税率については、海外FXは「累進課税(5~45%)」で、国内FXは「一律20%」とされています。
海外と国内かで税金制度は大きく異なります。
詳しく知りたい方は他の記事で、海外FXの税金についても掲載しているので参照してみてください。
この記事では、海外FXにかかる税金の種類、計算方法、節税対策・合法的な納税の抜け道から確定申告についてわかりやすく1から解説しています。
さらに、サラリーマンの方でも会社に副業として海外FXをしていることをバレないようにする方法も紹介[…]
サラリーマン・会社員必見!海外FXは副業として会社にバレるのか?
海外FXを副業として会社にバレるのでしょうか?
結論から述べると、きちんと対策すれば会社にバレないようにすることは可能です。
会社に副業(海外FX)をしているのがバレる原因
基本的に、サラリーマンが会社に副業をしていることがバレる原因として、最も多いとされるのが「住民税」です。
海外FXの口座で利益を上げた場合、サラリーマンであっても確定申告をする義務があるため、所得税について税務署(国)に申告します。
一方、住民税は地方税(都道府県・市町区村)であり、納付先や納付時期が異なるので、確定申告後に住民税の納付書が会社に送られることになります。
そのため、会社は給与所得に対して所得税を源泉徴収し、住民税も給与所得を基に計算し納付しようとします。
すると、未知の収入が確定申告されているので予定していた住民税額より納付書の税額が大きくなり、会社は給与所得以外の所得があると気が付きます。
サラリーマンは、これによって副業していることが発覚してしまいます。
会社に副業(海外FX)をバレないようにする方法
副業(海外FX)をしていることをバレないよう方法が、実はあります。
それは、確定申告の際に海外FXの口座で利益を上げた場合の住民税の納付方法を「普通徴収」と選択するだけです。そして、住民税を「自分で納付」と選択することで、自宅に住民税の納付書が届くようになります。
あとは、自分で近くの金融機関で納税すれば、会社に海外FXの利益がバレなくなります。
給与所得に課税される住民税は、会社側が源泉徴収し納税してくれるので心配は無用です。
マイナンバー情報を会社に提出していても、海外FXを副業としていることがバレることはありません。
そのため、安心して海外FXでトレードすることができます。
詳しく知りたい方は他の記事で、詳しく掲載しているので参照してみてください。
この記事では、海外FXにかかる税金の種類、計算方法、節税対策・合法的な納税の抜け道から確定申告についてわかりやすく1から解説しています。
さらに、サラリーマンの方でも会社に副業として海外FXをしていることをバレないようにする方法も紹介[…]
海外FXで副業するメリット
①海外FXは副業禁止規定に当たらない
海外FXは「資産運用」行為なので、副業禁止規定にある「労働」とみなされることは基本的にありません。つまり、副業禁止規定のある会社のサラリーマンや公務員が、海外FXを副業としてやっていても問題はなりません。
しかし、気をつけなければならないことが一つあります。
ある事例で、公務員の方が就業時間中に株式取引を行ったことが発覚し、処分を下されたということがありました。
そのため、副業禁止規定のある会社のサラリーマンや公務員の方は就業時間中の取引は控え、就業時間外に取引するように気をつけましょう。
②高いレバレッジ
海外FXの大きな魅力の一つとして、「高いレバレッジ」でトレードすることが可能です。
国内FXでは日本の金融庁の規制により最大25倍までと制限されていますが、海外ではレバレッジの規制がありません。
海外FX業者の中には、レバレッジの最大倍率が2000倍としているところもあり、驚異的なレバレッジ倍率で取引できる業者もあります。
③少ない資金で始められる
レバレッジが高いことにより、資金が少額からでも始められるというのも海外FXの魅力と言えます。
その上、ゼロカットシステムもあるので、膨大な資金を失うリスクをかなり小さくすることができます。
④追証無し・ゼロカットシステム
多くの海外FX業者は「ゼロカットシステム」を採用しています。
ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになっても、その損失を業者が負担してくれる制度のことです。そのため、追証も発生せず、借金するような事態になりません。
国内FX業者では、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった場合、そのマイナスを補填するために追証が求められます。場合によっては、借金を背負ってしまう可能性があります。
⑤24時間いつでも取引可能
海外FXは、平日であれば24時間取引することができます。そのため、自分のライフサイクルに合わせた取引が可能となります。
⑥スマホ一つで簡単取引
海外FXをするにあたって、パソコンが必要になると思う方もいるのではないしょうか?
海外FXでは、スマホ一つあれば簡単に取引することができます。たとえ、外出中であってもスマホさえあれば、外出先でトレードすることができてしまいます。
海外FXで副業するデメリット
①国内FXと比べ、税金が高い?
海外FXは国内FXと比べ、税金が高いと言われています。
その理由としては、国内FXの税率が一律(20%)であるのに対し、海外FXの税率は累進課税(5~45%)となっています。
しかし、海外FXの税金が高くなるのは、海外FXでかなり利益を得ている場合であり、ほどほどの金額の利益であれば国内FXとほとんど変わりません。
また、国内FXに関わる税金が単に優遇されているだけであり、海外FXの税金は至って普通です。
②出金手続きに手間がかかるものもある
海外FXの明確なデメリットとして挙げられるのは、出金手続きに手間がかかるものがあることでしょう。例えば、「銀行送金」で出金する場合は数日~1週間ほど要することがあります。
しかし、海外FXの出金方法は豊富にあるので、出金方法によっては手間がかからずに済みます。
副業におすすめなのは?海外FXと国内FXを比較!
海外FXと国内FXのどちらが副業におすすめなのか、3つの観点から比較してみました。
税金面
海外FXは国内FXと比べ税金が高いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
所得金額 | 所得税率 | 控除額 | +住民税 |
195万以下 | 5% | 0円 | 10% |
195~330万以下 | 10% | 9万7500円 | |
330~695万以下 | 20% | 42万7500円 | |
695~900万以下 | 23% | 63万6000円 | |
900~1800万以下 | 33% | 153万6000円 | |
1800~4000万以下 | 40% | 279万6000円 | |
4000万超 | 45% | 479万6000円 |
参考として、海外FXの税率についてまとめた表を載せます。パッと見た場合、一律20%の国内FXと比較すると、税率が高い印象を受けるでしょう。
しかし、先ほど述べたように、海外FXの税金が高くなるのは海外FXでかなり利益を得ている場合に限ります。
海外FXで得た利益が330万円以下であれば、国内FXとほとんど差がありません。
レバレッジ
海外FXは、国内FXよりレバレッジの最大倍率が優れています。海外FXの最大レバレッジが500倍~2000倍以上であるのに対して、国内FXは25倍までと制限されています。
レバレッジが高いことにより資金(証拠金)が少額からでも始められるので、海外FXの方が副業向きであると言えます。
たとえば、100万円分の取引をしたい場合に、
国内FXは、100万円÷25倍=4万円 と、4万円の証拠金が必要となります。
一方、海外FXは、100万円÷500倍=2000円 と、少額の証拠金で済みます。
少額から始められる副業としては、海外FXに軍配が上がると言えるでしょう。
ロスカット
海外FXでは、ゼロカットシステムが採用されており、口座がマイナスになった場合でも追証はありません。ロスカット水準も50%以内に設定されているところが多く、中には0%に設定している海外FX業者もあり、証拠金ぎりぎりまでトレードできます。
国内FXの場合、ロスカット水準が50~100%と海外FXより高く設定されているため、証拠金維持率について少し敏感に意識する必要があります。
また、国内FXではロスカットが間に合わず、口座の残高がマイナスになった場合は追証が求められます。
初心者がFXを副業として始める際には、入金額以上の損失が発生しない海外FXの方が良いでしょう。
副業向きの海外FX業者。選ぶときの注意点。
副業向きの海外FX業者を選択する際には、以下の4つのポイントに目を向けましょう。
①ゼロカットシステムの採用有無
海外FX業者には、ゼロカットシステムを採用しているところが多くあります。ゼロカットシステムがあることによって、入金額以上の損失は発生しないことが保証されています。
これにより、損失の大きさを限定することが可能となり、リスクを抑えたトレードが可能となっています。
海外FXで副業する際には、リスクを抑えられるゼロカットシステムを採用している業者にしましょう。
②入出金トラブルの有無
海外FXを利用する際には、その海外FX業者で入出金トラブルが発生していないかを確認することが重要です。インターネットやSNS等で、利用する海外FX業者の口コミについてサーチしてみましましょう。
情報収集した結果、明らかに悪意のある入出金トラブルが多発していると見られる海外FX業者は避けるべきです。
しかし、ユーザーが規約違反で入出金拒否にあっているケースも多いので、慎重に吟味する必要があります。
③スプレッド・スワップ情報
海外FX業者は国内FXと比べ、スプレッドが少し広めに設定されています。スプレッドは狭ければ狭いほど、トレードで有利に働きます。海外FX業者を選択する際には、極端にスプレッドが広くない海外FX業者を選ぶようにしましょう。
海外FXの業者の中には、スプレッドがかなり狭くなっている業者もあるので、いろんな海外FX業者をチェックしてみましょう。
スワップについては、スワップの数値が大きくマイナスになっている海外FX業者は控えたほうが良いでしょう。中~長期のトレードをする人は、日をまたぐごとにスワップが発生するので、スワップの数値は把握しておく必要があります。
しかし、日をまたぐトレードをしない人はあまりスワップを気にしなくても大丈夫です。
④日本語対応が充実しているか
海外FXは、文字通り海外に会社を置いているFX業者です。日本で展開している海外FX業者でも、日本語対応が充実していない業者も少なくありません。
日本語対応が充実していないと何らかのトラブルが生じた時に、言語間の問題で上手く対応できない場合が出てきます。
海外FXを利用する時は、日本語対応が充実している業者を利用するようにしたほうが良さそうです。
当サイトには、おすすめの海外FXの取引所について情報をまとめてあります。
FXGTは口座開設ボーナスや入金ボーナスなどがあり高いレバレッジをかけて取引することができるので、FX初心者や、少額からFXを始めたい人でも始めやすい取引所となっています。
この記事では、FXGTの口座開設・ログイン方法や入金・出金方法な[…]
副業としての海外FXと確定申告について
確定申告は必ずしなければならない
専業・副業にかかわらず、海外FXで一定額以上の利益を得た場合には、自分自身で所得を確定申告する必要があります。
もしも、海外FXで一定額以上の利益を得たにもかかわらず確定申告をしなかった場合には、脱税行為とみなされてしまいます。
場合によっては、大きなペナルティが与えられてしまうこともあるので、確定申告は必ずするようにしましょう。
確定申告が不要の場合
企業に雇用され対価として給料を得ているサラリーマンのような「給与所得者」は、海外FXを含む雑所得(年間利益)の合計が20万円を超えない場合には確定申告をする必要はありません。
20万円を超えた場合であれば、確定申告が必要となります。
専業主婦のような「非給与所得者」は、海外FXを含む雑所得(年間利益)の合計が38万円を超えない場合には確定申告をする必要はありません。
38万円を超えた場合に確定申告しなければなりません。
海外FXの確定申告についてまとめた記事があるので、気になる方は参照してください。
この記事では、海外FXにかかる税金の種類、計算方法、節税対策・合法的な納税の抜け道から確定申告についてわかりやすく1から解説しています。
さらに、サラリーマンの方でも会社に副業として海外FXをしていることをバレないようにする方法も紹介[…]
副業として海外FXで利益を出すコツを紹介!
副業として海外FXで利益を出すには、いくつかコツがあります。
①根拠をもったトレードをしよう!
海外FXで利益を得るには、トレードする際に「根拠」をもつことが重要です。根拠なしにトレードをしてしまうと、あっという間に資金がなくなってしまうことは珍しくありません。
テクニカル分析やファンダメンタル分析などを行うことで、相場がどう動くかなどシナリオを立てやすくなります。
当サイトには、いくつかの分析手法や相場の考察などが掲載されているので、初心者の方はぜひ参考にしてみましょう。
今回はFXのテクニカル分析の中でも最もシンプルでかつ最も有効な「ライントレード」について解説していきます!
ライントレードにはいくつかの種類があり、多くのトレーダーが主に分析に用いているのが「水平線」「トレンドライン」「チャネルライン[…]
②資金管理に気をつける
根拠をもったトレードをするだけでは、海外FXで利益を得るのはなかなか難しいです。
海外FXで稼ぐためには、「資金管理」に気をつけなければなりません。資金管理ができなければ高確率で損失が出てしまいます。
「稼ぎたい」という気持ち・欲が先行してしまうことでリスクを考えずロット数を多くしてしまい、相場が予想とは逆方向に動いた時に損失を大きくさせてしまいがちです。
資金管理はいわば「メンタル管理」でもあります。リスクや損失を最小化するためには、資金管理(メンタル管理)が肝となります。
FXで資金管理に気をつけるポイントの一つとして、「自分で決めたルールを守る」があります。
たとえば、『損失の限度額は総資金の2%にする』とルールを決めたからには、そのルールを貫くようにしなければなりません。そうすることで、自分の資金を守ること(リスクオフ)につながったり、利益を増やしたりすることにつながったりします。
海外FXで副業としておすすめ!
海外FXは原則、副業禁止規定に引っかかりません。そして、国内FXと比べ、海外FXははじめての投資(副業)デビューにもおすすめです。
副業がバレたくない人も、住民税の納付方法を工夫すればバレることはありません。
副業として海外FXで利益を出すコツについてもしっかり把握して、海外FXに挑戦してみましょう。また、海外FXで一定額以上の利益を得た場合には確定申告は忘れないでください。
海外FXは副業としておすすめなので、挑戦してみましょう。